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ジャパンモビリティショーとは?なぜ東京モーターショーから名前が変わったのか

ジャパンモビリティショーとは 自動車
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2023年10月25日より東京で開催される「ジャパンモビリティショー」

これまでは「東京モーターショー」として開催されていたものです。

そこでこの記事では

・ジャパンモビリティショーとは?
・東京モーターショーからなぜ名前が変わった?

について調べてみました。

 

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ジャパンモビリティショーとは

ジャパンモビリティショーとは出典元:日本自動車工業会

正式名称:ジャパンモビリティショー2023
開催期間:2023年10月25日~11月5日
会場:東京ビッグサイト
初回開催: 1954年4月20日 – 4月29日
主催: 日本自動車工業会(JAMA)

参照元:Wikipedia

「ジャパンモビリティショー」は1954年から続く自動車の展示会です。各メーカーも参加し、新しい自動車やそれに関するサービスなどについて紹介されます。

この「ジャパンモビリティショー」は世界5大モーターショーの一つでもあり、他に「フランクフルトモーターショー」「パリサロン」「ジュネーブ・モーターショー」「北米国際オートショー」があります。

会場はコミケでも有名な「東京ビッグサイト」

展示面積11.5万㎡と広い敷地で開催されます。

 

 

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東京モーターショーから名前が変わった理由

東京モーターショーから変わったのは出典元:CarWatch

日本の自動車に関する大きな展示会であった「東京モーターショー」

なぜ「ジャパンモビリティーショー」と言う名前に変わったのでしょうか。

名前の変更については前回開催予定であった2019年に日本自動車工業会の会長である豊田章男さんが以下のようにコメントされていました。

「次回はさらに進化した、『東京モビリティショー』としてお届けしたいと思っておりますので、今後ともご支援よろしくお願い致します」

引用元:auto sport web

直接的な理由は述べられていませんが「モーター」と言う言葉がなくなった為、自動車に限らず幅広い展示会となる事を予感させられます。

 

理由①これからの自動車業界に向けて

カーボンニュートラル出典元:環境庁

自動車業界が発展していく中で、切り離せないのが「カーボンニュートラル」です。

カーボンニュートラルとは温室効果ガスの排出を2050年までにゼロにするという取り組みです。

自動車からも排気ガスが1台あたり年間2300kgも排出されています。

排気ガス排出量出典元:https://blog.jama.or.jp/?p=163

これらを減らすべく、電気自動車や燃料電池車など環境にやさしい車両の開発・生産が注目されています。これらの自動車には駆動用のモーターやバッテリーなどこれまで自動車にはなかった部品が多く、自動車業界以外との協力が必要であると言えます。

このことから「モーター」=「自動車」に限らず様々な方向から自動車開発をしていこうと言う理由から名前が変わったのではないでしょうか。

 

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理由②来場者数の減少

東京モーターショー来場者数出典元:https://blog.jama.or.jp/?p=3054

モーターショー自体の来場者数も年々減っていたようです。直近の2019年は130万人と少し回復しましたが1991年の200万人と比べると下がり方向であることに変わりなさそうです。

筆者のイメージですが、これまでのモーターショーと言うと車好きの人が行く所、おじさんやマニアが集う場所など一般の人があまり行くイメージはありません。

モーターショーのイメージ出典元:Wikipedia

若者の車離れもあり、数値が下がっているのではないでしょうか。

公式HPにも以下のような文章が載っていました。

特に、初コラボした「Out of キッザニア in 東京モーターショー」ではこれまでのモーターショーでは見ることのなかった多くのお子さまの笑顔を見ることができました。そうした結果、たくさんの若者や女性、そしてお子さまを含むファミリーの皆さまに多くお越しいただき、来場者数は130万人を上回りました。

引用元:https://blog.jama.or.jp/?p=3054

来場者回復の為にもこれまでのモーターショーのイメージを変える必要があったのではないでしょうか。

 

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理由③日本経済の発展に向けて

日本経済の発展に向けて出典元:https://www.hit-u.ac.jp/hq-mag/research_issues/images/401_thum.jpg

今や日本産業の中心である自動車業界。

そんな自動車も変革のタイミングに差し掛かっており、電気自動車や燃料電池車で協力する他産業との協力が不可欠です。

この、他産業含めたオールジャパンでつくる明るく、楽しく、ワクワクする日本の未来を一人でも多くのお客さまにも体感いただきたい。モビリティで日本を元気にしたい。この想いから、2019年に新生モーターショーとして踏み出した歩みをさらに進め、「モーターショー」から「ジャパンモビリティショー」へと変革します。

引用元:https://blog.jama.or.jp/?p=3054

日本経済全体で見てもこれからの自動車業界の存在が大きく、自動車の枠に捕らわれないと言う意味で名前の変更があったようです。

 

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ネットの反応は

 

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まとめ

ジャパンモビリティショーの名前変更には複数の理由が考えられます。

・カーボンニュートラルの観点からこれまでの「モーター」に固執せず、幅広いモビリティ関連分野を包括する名前に変更することで、展示内容を多様化させる意向が示唆されています。

・来場者数の減少が課題でした。若者や家族層の関心を引くため、新しいイメージを持つ名前が採用された可能性が高いです。

・日本経済の発展に向けても名前の変更が一因と考えられます。自動車業界は日本の重要な産業であり、他産業と連携が不可欠です。ジャパンモビリティショーは、自動車業界を超えて、日本の未来への貢献を象徴するイベントとして位置づけられています。

大きく変わろうとしているモーターショーですが、モビリティショーとなる事でどう変わっていくのか楽しみですね。

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