2024年1月12日~14日の間に開催された「東京オートサロン2024」今年も様々なモデルが発表されたりと盛り上がりを見せました。その中でも日産のブースで発表された「アリアNISMO」に注目が集まっています。
そこで本記事では
・グレードや性能も気になる
について調査してみました。
日産「アリア」とは
出典元:日産自動車
ご存知の方も多いかもしれませんが、価格を紹介する前にまずは日産の「アリア」について紹介しましょう。
アリアは、日産初のクロスオーバー型電気自動車(EV)で、力強い加速と圧倒的な静粛性を特徴としています。アリアは、2つのバッテリー容量と2WDとe-4ORCE(4WD)の駆動方式を組み合わせた4つのパワートレインから選択が可能。
出典元:日産自動車
バッテリーは66kWhで、一充電あたりの走行距離は470kmとなっています。また、最大充電電力は130kWに対応しており、充電時間は急速充電器50kW(125A)で約65分、急速充電器90kW(200A)で約45分、3kW普通充電器で約25.5時間、6kW普通充電器で約12.0時間となっています。(情報元:日産自動車公式HP)
出典元:レスポンス
さらに、アリアは日産の先進的な安全技術を搭載しています。フロントカメラは前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性が高まると警告表示とブザーで注意を喚起。
出典元:日産自動車
また、オプションで利用可能なヘッドアップディスプレイは、11.5インチの大画面に車速やナビ情報、プロパイロット 2.0の設定などを投影し、視線移動を最小限に抑えて情報を確認できます。
出典元:日産自動車
また、アリアは「NISSAN ENERGY SHARE」を搭載しており、大容量のEVバッテリーを家庭への給電や余った電力を蓄えることにも利用できます。これにより、停電時などに一般家庭数日分の電力供給が可能となり、電気代の安い時間に充電すれば電気代も節約できます。
出典元:日産自動車
以上のように、日産アリアは先進的な電気自動車技術と安全性能を兼ね備えた、未来の移動を実現する一台と言えるでしょう。
アリアNISMOの価格
出典元:GQ JAPAN
本題のアリアNISMOの価格ですが、現状は価格未定となっています。そこでNISMOのラインナップから価格を予想してみます。
・ノートオーラ \270万
・ノートオーラ NISMO \300万
・リーフ \370万
・リーフ NISMO \460万
NISMOのラインナップにはGT-Rやスカイラインなどもありますが車格の近いこの2台としました。
出典元:日産自動車
ノートオーラはベース価格に対しておよそ¥30万プラス。リーフはおよそ¥90万のプラスでした。アリアはベースが\540万スタートとリーフに比べて¥100万以上も高額な為、直接的な比較対象としては難しいですがNISMOになることで少なくとも¥100万程の追加になるのではないでしょうか。
アリア NISMO \640万(?)
ベースが\500万オーバーの為、高額なモデルになることは間違いないと思われます。
ディーラーの営業担当からの情報
・アリアはおそらく3月頃に受注再開する
・その時、すでにリークされてる
アリアNISMOが出るはず
・車体価格が上がるかどうかは分からないが、
リーフを見るにたぶん上がるのではという事でした。#日産アリア#EV #受注再開 pic.twitter.com/JkEKqRpxQW
— Hakatakko (@PidemaruGT) January 11, 2024
ネットでも価格が気になる人が多いようです。
グレードは「B6」「B9」の二つ
NISMO B9 e-4ORCE | NISMO B6 e-4ORCE | |
全長 | 4650mm | 4650mm |
全幅 | 1850mm | 1850mm |
全高 | 1650mm~1660mm | 1655mm |
ホイールベース | 2775mm | 2775mm |
車両重量 | 2210kg~2220kg | 2080kg |
最高出力 | 320kW | 270kW |
最大トルク | 600Nm | 560Nm |
バッテリー総電力量 | 91kWh | 66kWh |
タイヤ寸法(フロント/リア) | 255/45R20 | 255/45R20 |
引用元:日産自動車
グレードは「NISMO B6 e-4ORCE」と「NISMO B9 e-4ORCE」が用意されています。
出典元:日産自動車
両モデルともに、最高出力がベースモデル比で約10%向上し、NISMO専用の加速チューニングが施されています。これにより、「アリア」の持つ動力性能がさらに向上。また、専用のNISMOドライビングモードではレスポンスも最大化され、EVならではの加速力をフルに発揮するためのチューニングもされています。
出典元:motorsports.com
ちなみに同じ日産のスポーツカーである「GT-R」のトルクは630Nm。アリアNISMOのB9が600NmであることからほぼGT-Rと同じトルクであることが分かります。は、早い…
出典元:日産自動車
さらに、本モデル専用タイヤと軽量かつ高剛性な20インチアルミホイールを装着し、シャシーを構成する各部品にもNISMO専用のチューニングを施すことで、車両の安定性と回頭性を高め、軽快でなめらかな走りを実現しています。
出典元:CAR TOP
また、電動駆動の4輪制御技術にNISMO専用のチューニングを施した「NISMO tuned e-4ORCE」により、限界走行時においてもより高いライントレース性を実現し、思い通りのコーナリングが可能。
出典元:Motor-Fan
外観は、アリアの持つ上質なデザインに加え、NISMOらしく空気抵抗の低減とダウンフォースの向上を高い次元で両立しています。インテリアもNISMO専用シートに加えて高揚感を誘うデザインを採用しています。
出典元:autosport
NISMOのDNAが受け継がれている本モデル。電気自動車ながらもその性能は十分。発売が待ち遠しいですね。
まとめ
「東京オートサロン2024」で発表された日産の「アリアNISMO」は、日産初のクロスオーバー型電気自動車(EV)「アリア」のスポーツモデルで、最高出力がベースモデル比で約10%向上し、NISMO専用の加速チューニングが施されています。
価格は現状未定ですが、他のNISMOモデルの価格から推測すると、少なくともベースモデルの価格に¥100万程度の追加が見込まれます。
アリアNISMOは、「NISMO B6 e-4ORCE」と「NISMO B9 e-4ORCE」の2つのグレードが用意されています。それぞれの最高出力は270kWと320kW、最大トルクは560Nmと600Nmで、特に「NISMO B9 e-4ORCE」のトルクは日産のスポーツカー「GT-R」に匹敵します。
また、アリアNISMOは、専用タイヤと軽量かつ高剛性な20インチアルミホイールを装着し、シャシーを構成する各部品にもNISMO専用のチューニングを施すことで、車両の安定性と回頭性を高めています。さらに、電動駆動の4輪制御技術にNISMO専用のチューニングを施した「NISMO tuned e-4ORCE」により、限界走行時においても高いライントレース性を実現し、思い通りのコーナリングが可能となっています。
価格は高級車ですが、ぜひ一度乗ってみたい車ですね。
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