2023年9月21日、「スタジオジブリ」を「日本テレビ」が子会社化することが発表されました。
そこで本記事では
・ネットでの声は
について調査してみました。
日テレがジブリを子会社化
日本テレビ、スタジオジブリを子会社化https://t.co/8oJtmttnGo
鈴木敏夫氏は「ずっと後継者問題に悩んできた」といい、宮崎駿氏の長男・宮崎吾朗氏が何度か候補に挙がったが、吾朗氏は固辞。駿氏も息子が受け継ぐことに反対の立場だったという。#ジブリ #スタジオジブリ #日テレ pic.twitter.com/2wvXNb4MTg
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) September 21, 2023
報道によると日本テレビが「となりのトトロ」や「もののけ姫」で有名なスタジオジブリを子会社化したと発表されました。
株式を取得しスタジオジブリを経済面から援助するとの記載があります。
さらに報道では背景に後継者問題があったといいます。後継者の候補には宮崎駿監督の長男である宮崎吾朗さんの名前があったようですが、本人が辞退されたとのこと。
ではなぜ結果的に日本テレビの傘下になったのでしょうか。
買収した理由は
出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/78339e0b7b2bbb814e914309c269883b9daa86b6
報道では子会社化した理由については具体的に明記されていませんでした。
そこで本記事ではあらゆる側面から理由について考察していきます。
理由① 長年の協力関係
出典元:https://tvguide.myjcom.jp/program/26/
日本テレビは、スタジオジブリの作品を長い間にわたり支援し、映画番組「金曜ロードショー」を通じてスタジオジブリ作品を放送してきました。
夏と言えば「ジブリ」と言うキャッチフレーズも「金曜ロードショー」ですね。
さらに、映画製作への出資、美術館の設立支援など、長期間の支援を行ってきています。
日本テレビは、1985年に『風の谷のナウシカ』(1984年、宮﨑駿監督)をテレビ初放映して以来、映画番組「金曜ロードショー」を通じてスタジオジブリ作品を放送し続けてきました。『魔女の宅急便』(1989年、宮﨑駿監督)からは映画製作に出資したのをはじめ、2001年に開館した『三鷹の森ジブリ美術館』の設立を支援するなど、永年にわたってスタジオジブリと歩みを共にしてきました。
引用元:https://www.ghibli.jp/info/013778/
この歴史的な協力関係から、日本テレビはスタジオジブリの価値を高く評価しており、そのブランドや作品への愛着が買収の背後にあると考えられます。
理由② ジブリの作品とブランド価値への投資
出典元:https://www.ghibli.jp/works/totoro/
日本テレビは、スタジオジブリが国内外で多くの人に愛される作品を生み出してきたことをよく理解しています。
その作品とブランド価値に対する投資を通じて、企業価値の向上を図る狙いもあるかもしれません。
報道の通り、買収によってスタジオジブリは経営面でのサポートを受けつつ、創造活動に専念することができればより良い作品が誕生することは間違いなさそうです。
理由③ メディアコンテンツの多様化
出典元:https://twitter.com/hulu_japan
日本テレビは、メディアコンテンツを提供する大手放送局の一つであり、スタジオジブリのアニメーション作品は高い視聴率や評価を持っています。
スタジオジブリの作品を所有することで、日本テレビは自社コンテンツの多様化を図ることができ、競争力を維持・強化できる可能性があります。
グループ傘下でもあるVOD「hulu」での取り扱いも今後あり得るかもしれませんね。
ネットの声
ジブリを日本テレビが子会社化した。これまでに、たくさんの素晴らしい作品が人々の心に触れ、世界中に感動を運んできたと思います。
この決定で、後継者問題に悩んでいた宮崎監督が安堵し、巨大資本の元でアニメーターの環境が整い、世界により日本のアニメが羽ばたいて欲しい。
— 三崎優太(Yuta Misaki) 青汁王子 (@misakism13) September 21, 2023
『日本テレビ、スタジオジブリを子会社化』とのニュースに驚いている。ジブリのファンの一人として、複雑な思いだ。ジブリ作品が、24時間テレビのような“感動の押し売り的作品”に変質していかないことを切に願っている。ナウシカも不安に思っているのではなかろうか・・・ https://t.co/FJWikX9J4W
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) September 21, 2023
日テレのジブリ子会社化で、株価が急上昇。芸能界は優良コンテンツを求めてる。
テレビ局がジャニーズ事務所の株を狙うのも、超優良コンテンツだからでしょう。非上場企業の株を手放させる圧力は不当。
ジャニーズは、利益優先ではない温かさがある。ジュリーさんが株を保有し続けてほしい@johnnys pic.twitter.com/IaEDpRWhN0
— 美茶 (@123MU321) September 22, 2023
ジブリが日テレの子会社になったら原発に反対する会報とか出せないよね。
まあ実質的には宮崎駿で終わってるからあと一作作るかどうかって話でしか無い。ルーカスがディズニーに売ったあとのスター・ウォーズのようになるんだろな。— 猫のリュックくん (@nasitaro) September 21, 2023
まとめ
日本テレビがスタジオジブリを子会社化した背後にはいくつかの理由が考えられますが、その中でも長年の協力関係やスタジオジブリの作品とブランド価値への投資、メディアコンテンツの多様化が重要な要因と考えられます。
ネット上では、期待や不安が寄せられており、ジブリ作品が今後どのように展開されるか注目されています。このような買収に対する反応は多岐にわたりますが、アニメ業界やコンテンツビジネスの未来に大きな影響を与える可能性もあることでしょう。
資金元は確保できたと思われるので次は第2、第3の宮崎駿監督が出現すればスタジオジブリも永久不滅かもしれませんね。
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