2023年7月、中古車販売大手の「ビッグモーター」による不正請求が行われていた事実がニュースサイトを筆頭に明るみになってきました。
そこで
・不正請求の内容は最初の頃なぜテレビで報道されなかった?
以上の点について調査してみました。
↓コチラも注目
保険金の不正請求が5年以上前から
出典元:公式HP
中古車販売大手の「ビッグモーター」が、損害保険会社に修理代を水増し請求する不正行為が行われていたことが明らかになりました。
【ノルマ優先】ビッグモーター、5年以上前から保険金不正請求かhttps://t.co/b04zO4LHRg
事故車両を修理する全国の工場で、売上の架空計上など粉飾に当たる会計処理もあった。板金や塗装部門の元本部長が、修理の工賃や部品から得る粗利の合計金額を上げるよう各工場長に強く要求していたという。
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 15, 2023
ビッグモーターは車を故意に傷つけるなどし、損害保険金を不正に受け取っていた可能性があります。この不正行為は5年以上前から行われていた可能性が高く、損保ジャパンなど損害保険大手も過払い金の返還を求める動きを見せています。
【悪質】ビッグモーターの保険金水増し請求、ゴルフボール入り靴下で車叩くなどの行為もhttps://t.co/fRHXfKdqtM
大手損保3社に自動車保険の保険金を不正に水増し請求していた。報告では、ドライバーで車体に傷をつけたり、ゴルフボールを靴下に入れて車を叩くなど悪質な行為があったと指摘。 pic.twitter.com/PJ5XiNW0Jz
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 14, 2023
この問題により、ビッグモーターと損保ジャパンの関係が注目されており、損保ジャパンの出向者がビッグモーターの不正行為に関与していた可能性も指摘されています。
なぜなら、損保ジャパンは板金部門に5人の出向者を送り込み、工場長が集まる会議に同席したり、教育係として工場スタッフと日々やり取りしたりするなかで、営業ノルマが及ぼす影響を「間近で確実に見ていた」(大手損保幹部)からだ。
それでも営業ノルマに違和感を抱かず是正しなかったのは、ビッグモーターと当初から裏で握り合っていたからではないかと思われても仕方ない。
水増し請求の発覚当初から、営業ノルマがその温床になっていることは、業界内でささやかれていたことだ。
引用元:東洋経済
この事件により、ビッグモーターの信頼性や業界全体の不正防止に対する意識が問われることとなっています。
不正請求の内容は最初の頃なぜテレビで報道されなかった?
出典元:Freepik</a>
各ニュースサイトでは大体的に取り上げられていますが、筆者が記事を書いている7月16日時点ではテレビであまり大きく取り上げられていません。それはなぜなのでしょうか。
これが例えば大手メーカー系の販売店などで行われていた場合、大きく取り上げられそうな気がしますが・・・
出典元:東京自動車大学校
そこで、各ニュースサイトやSNSなど可能な限り情報を集めたところ
有力なのは「ビッグモーター」は大きなスポンサーだからなのではと言う説が有力かつ多数派の意見のようです。
損害保険会社が被害者面しているのが笑える。知らないで不正なんか出来るわけないのにね。特に損保ジャパンなんかはズブズブの関係であることが指摘されている。
非上場であることと、CMを大量に流していることでビッグモーターに行くような層には全く事件が伝わらない。大手メディアの劣化も感じるね。色んな問題が絡まって闇をより深くしていると思う。引用元:Yahoo!知恵袋
ここはいろいろと法を犯してるようだな。テレビではよくコマーシャルを見る企業だが法を犯していることはほとんど報道されていない。莫大なコマーシャル料が無くなると困るもんね。いろいろ書きたいが違反コメントと判定されることもあるから止めておこう。法に触れるような企業は厳罰に処してもらいたいものだ。
引用元:Yahoo!知恵袋
ビッグモーターに付いてマスコミが全然報道をしない・非常に抑制された報道しかしないのをみて、巨大な広告主に対しては報道機関として全く機能してないんだなと改めて実感した週でしたね
— ゆな先生 (@JapanTank) July 14, 2023
ビッグモーターの事案に報道が抑制気味なのは、自動車保険の構造そのものがに触れざるをえなくなる危険性があるからだろう。本来はもっと安くできるし、天下りの問題もある。🚨
— 如月 宗一郎 (@S_kisaragi) July 15, 2023
最後に
2023年7月、中古車販売大手の「ビッグモーター」は、損害保険会社に修理代を水増し請求する不正行為を行っていたことが判明しました。
具体的には、事故車両の修理を行う全国の工場で、売上の架空計上や会計処理の粉飾などの不正行為が行われていました。板金や塗装部門の部長が、修理の工賃や部品から得る粗利の合計金額を上げるよう各工場長に強く要求していたと報じられています。
ビッグモーターの不正行為は、5年以上前から行われていた可能性が高く、損害保険大手の損保ジャパンなども過払い金の返還を求める動きを見せています。不正の手口としては、ドライバーが自ら車体に傷をつけたり、ゴルフボールを靴下に入れて車を叩くなどの悪質な行為が指摘されています。
なぜこの不正請求がテレビで報道されていないのかについて、複数の意見があります。報道されない理由の1つとして、ビッグモーターが大きなスポンサーであるため、報道機関が抑制されている可能性が指摘されています。ビッグモーターは非上場であり、大量の広告を展開しているため、その影響力や広告費への依存が報道の抑制につながっていると考えられています。また、大手メディアの劣化や問題の絡みも、報道の制約要因として挙げられています。
この事件は、ビッグモーターの信頼性や業界全体の不正防止に対する意識が問われることとなります。報道機関は公正な報道を行う責任があり、ビッグモーターのような問題企業に対しても厳しく取り組むべきです。読者に対しては、信頼できる情報源を選び、社会的な問題に関心を持ち、不正行為に対して厳しいスタンスを持つことが重要です。
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