数々の記録を打ち立てる陸上競技選手の「サニブラウン」選手。
日本だけでなく、世界からも注目を集める選手です。
そこで本記事では
・サニブラウンの年収は?
について調査してみました。
サニブラウンのスポンサーは東レ
出典元:月刊陸上競技
・契約期間は4年
サニブラウン選手は2023年5月に日本の大手化学企業である「東レ」とグローバルパートナーシップを結びました。
グローバルパートナーシップ?あまり聞き慣れない言葉ですが、検索してみたところ
地球規模の協力関係。世界平和・環境問題など世界的問題の解決のため提携すること。
引用元:コトバンク
とありました。
出典元:日刊スポーツ
発表会見でサニブラウン選手は
「日本から世界へという思いと、東レさんは本当に世界一を目指している企業で、そこが自分の根本として合っていた」と締結に至った理由を語った
引用元:日刊スポーツ
と契約を結んだ理由について語っています。
この時、契約金については公表がありませんでした。ですが社名を背負って競技をする為、金銭は発生するはずです。
そこで「東レ」社員の給与について調査してみました。以下は各転職サイトなどの数値を整理した表です。
サイト名 | 平均年収 |
openwork | 621万円 |
キャリネコ | 734万円 |
ライトハウス | 638万円 |
引用元:openwork、キャリネコ、ライトハウス
各サイトには一律で平均年収が算出されていましたが「東レ」は所属部門や役職にもよって給与が大きく変動する為、一概には言えません。
しかし、一流のスポーツ選手との契約ともなれば少なくとも平均年収よりは高いのではと予想できます。
日本陸上競技選手権大会で優勝
出典元:日本陸上競技連盟
陸上競技選手の収入元として次に大きいのは大会などでの賞金が大きいところかと思われます。
サニブラウン選手の場合、2022年には
世界陸上男子100m:7位入賞
と輝かしい成績を収めています。
さぞ大きな額をもらっているのだろうと予想できますが、以外にも陸上競技の賞金は少なく、国際陸上競技連盟主催のダイヤモンドリーグと呼ばれる大きな国際大会でさえ優勝賞金は1試合当たり約107万円と低額な設定となっています。
また、世界陸上で7位と言う結果を出しても日本陸上競技連盟からは1~3位までしか賞金は出ず。しかも優勝しても300万円。
出典元:中日新聞
一緒に走る機会はもうありませんが世界最速の男「ウサイン・ボルト」選手に勝ったとしても300万円しか出ないのはどこか悲しいですね。
日本からの賞金は期待できませんが、世界陸上の場合は大会のスポンサーより優勝者には約1000万円が渡されます。
日本においては世界陸上で優勝することにより初めて1300万円と言う大きな賞金を得ることができるようです。
それでもゴルフの全米オープンでは優勝賞金が約2億8400万円と他競技と比べると陸上競技が低額なのが分かります。
陸上競技の中でも金額が高いのはリレー
出典元:日本陸上競技連盟
なぜ、日本において陸上競技の賞金は少ないのでしょうか。
背景には近年の日本陸上競技連盟の財政難が大きいようです。
新型コロナウイルス禍で主催大会の中止が相次ぎ、スポンサー料が大幅に減る見通し。さらに、東京五輪・パラリンピック大会終了後には、スポンサー減少や助成金・補助金の減額が見込まれる。年間約30の主催大会の大半が赤字運営で、収益構造の抜本的見直しが迫られている。
引用元:東京新聞
上記の背景があり、そこからの立て直しに苦慮されているようです。
スポンサーの存在が大きいと言うのが実感できますね。
出典元:WORK KIT
しかし、そんな中でも賞金が高いのがマラソンのようです。
マラソンは国内における人気が高く、スポンサーが付きやすいようです。
世界陸上や五輪では入賞がやっとのマラソンはスポンサーが多く、代表選びの勝者に1000万円もの賞金が出る。東京五輪の前には、マラソン強化を狙って日本実業団陸上競技連合が、日本記録を出した選手に1億円を贈る制度を創設。大迫(傑)が記録を2回更新し2億円を得た。
引用元:Yahoo!ニュース
初めて億を超える額が出てきました。
筆者の中でも確かにテレビなどでリレーは特に人気のある種目のイメージがあります。オリンピックで日本代表が入賞したニュースも大きく報じられていた記憶があります。
まとめ
今回はサニブラウン選手の年収や賞金などについて調査してみました。
・スポンサーとの契約金は少なくとも600万円以上?
・2022年の成績から日本陸上競技連盟からは100~300万円程の賞金類をもらっている?
どれも確定的な情報はありませんでしたが少なく見積もっている上にスポンサー契約、賞金以外の収入もある可能性があります。
それらを考慮した上で、年収1000万円は超えるのではないかと予想されます。
意外にも低額予想であったサニブラウン選手の年収。賞金が低いのは残念ですが、賞金に囚われず大きな記録への挑戦にぜひ期待したいところです。
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